Re:BAR Vol.7 後編|マイクの前だけの本音を集める
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桑野佑太
2026年4月26日(日)から28日(火)にかけて、404 Kitchenにて開催した「Re:BAR Vol.7」。
前編では、カードを引いてカクテルをつくる「SHUFFLE BAR」と、
同窓会を舞台にした没入型BAR企画「immersive bar 咲-sake-」を中心に、偶然と物語から生まれるコミュニケーションを紹介しました。
後編では、PODCAST企画「Re:BOOTH」を紹介します。
台本を選ぶところから、番組が始まる
Re:BOOTHは、1ドリンク購入で参加できるPODCAST体験企画です。
来場者こちらで用意した台本の中からひとつを選び、いくつかのアンケートに答えます。
その回答をもとに、その日の相手である活動中のポッドキャスターがサポート役となり、番組が進行していきます。

いきなり「自由に話してください」と言われると、少し緊張してしまう。
でも、台本があり、問いがあり、隣に聞き手がいることで、普段は言葉にしにくいことも、少しずつ話せるようになっていきます。
うまく話す必要はありません。
面白いことを言わなくてもいい。
ちゃんとした答えを用意していなくてもいい。
Re:BOOTHは、上手に話すための場所ではなく、マイクの前だからこそ、少しだけ本音を出してみる場所です。

聞き手がいるから、話せること
Re:BOOTHでは、参加者ひとりひとりに対して、活動中のポッドキャスターがサポート役として向き合います。
選んだ台本。アンケートに書いた言葉。なぜそれを選んだのか。
どんな記憶や感情が、その言葉の奥にあるのか。
聞き手が少しずつ問いを重ねることで、参加者の言葉がゆっくりとほどけていきます。
そこには、1on1で話すからこそ生まれる距離感がありました。
人前で発表するのではなく、誰かと向かい合って話す。
でも、その言葉は録音され、音として残っていく。
その緊張感と安心感のあいだに、Re:BOOTHならではの時間があります。

マイクの前だけの本音を集めていく
Re:BOOTHで集めていたのは、完成されたトークではありません。
目の前には聞き手がいる。
でも、その先には、まだ見ぬ誰かがいるかもしれない。
だからこそ、普段より少しだけ丁寧に言葉を選ぶ。自分の中にあったものを、少しだけ外に出してみる。
Re:BOOTHは、そんな瞬間を集めていく企画です。
BARの中に小さな収録ブースがあり、そ
こでは飲食や会話とはまた違う形で、人と人との関係が生まれていました。
協力CLAN:withラジ(https://open.spotify.com/show/1zCqIj5t0opBld8PJCA5CI)
未来のBARの形を探す
Re:BAR Vol.7では、3つの企画を通じて、さまざまなコミュニケーションが生まれました。

カードを引く偶然が、会話の入口になる。
物語の中に入ることで、初対面同士の距離が近づいていく。
マイクの前に座ることで、普段は言葉にしにくい本音が少しずつ出てくる。
それぞれの企画は違う形をしていましたが、共通していたのは、人と人がつながるための“小さなきっかけ”があることでした。

Re:BARは、単なるBARイベントではありません。
飲む場所であり、話す場所であり、遊ぶ場所であり、誰かと出会う場所でもある。
偶然の会話、物語体験、声の記録を通じて、人と人がつながる未来のBARの形を探っている企画です。
決め切らない余白を、偶然の出会いと遊び心が埋めていく。
その中で、「またここで」という言葉が自然に交わされていく。
ふらっと来て、1ドリンクで参加OK。
あそびをおつまみにここだけのひと時を一緒に過ごしませんか?
次回開催は5月17-18日を予定しています。
またここで、お会いしましょう!